京の五花街のひとつ、上七軒。
室町時代、北野天満宮の再建の際に
残った資材を使って7軒の茶店を建てたのがその由来で、
戦前まではお茶屋さんが50軒ほど並び、とても華やかやったそうです。
今はそんな元お茶屋さんの建物を利用した飲食店などが並び、
その中に芸・舞妓さん合わせて30名ほど、お茶屋さん10軒が残っております。
毎月25日、天神さんの骨董市があるので馴染み深い。
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この日は上七軒盆踊りのため、多くの地元の人で賑わっておりました。
8年前に復活したそうで、
こんなイベント知らんかった~という京都の方も多いのではないでしょうか。
お宿梅夜の近所なので、きむさんに誘ってもらって初めて見に行きました。
気兼ねなくビール片手に上七軒を食べ歩きできるなんて、
お祭りならではの楽しみですね。
老松さんも、この日限定のアイス最中とか紫蘇ジュースとか露天販売してはりました。
芸舞妓さんや匠会の方々、ご近所さんなど皆で
この地が発祥という西陣音頭と上七軒音頭や祇園囃子音頭、炭坑節などを踊らはります。
一般参加もOKですが、炭坑節以外は初見ですしちょっと難しいですね(笑)
日も暮れてきて、とっても良い雰囲気でした。
上七軒ビアガーデン同様、浴衣姿に薄化粧の舞妓ちゃんが、
目の前で踊ってくれるなんて贅沢・・・まさに出血大サービス。
可愛い舞妓ちゃんを拝めるにも関わらず、観光客はほとんど居はらへんし、
ローカルなお祭りながら、居心地が良かったです。
2017年は8月11日(金)17時~20時でしたが、毎年開催日が変わるようなので、
上七軒匠会HPにてご確認ください。
【上七軒へのアクセス】
京都駅、または月屋最寄りの停留所「五条西洞院」より市バス50系統で「上七軒」下車(約25分)
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女将