3が日の間、月屋の朝ごはんは、
特別なお節料理膳をお出ししております。
元旦の朝ごはんは、前回ブログでご紹介しました。
2日は和牛の八幡巻・たらの子煮・たたきごぼう・蛸の酢の物・栗きんとん・かまぼこ・千枚漬と
まる餅の入った白味噌のお雑煮です。
箸置きも、羽子板の羽根とか、漆塗りの梅とか、
お正月専用のもの。
そして最終日3日の朝食は、
伊達巻、棒たら煮、ふきと太牛蒡と高野豆腐の炊いたん、鰊の昆布巻き、スモークサーモン、
丹波黒豆、千枚漬と、まる餅の入った白味噌のお雑煮です。
御飯は、赤米の入った雑穀ごはんです。
千枚漬は漬物屋さんには敵わんので、せめて材料だけでも良いものを、
というわけで千鳥酢とてんさい糖で漬けました。
ちなみにお正月料金などはいただきませんので、正直なところ採算度外視です。
でもええねん、お目出度いからええねん!
ふるまいたいねん!
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お正月は忙しかったけど、カナダ人のお客さまよりさげたお膳に、
「いままでの人生の中で最高の朝食でした、ありがとう」って、
がんばって書いてくれた日本語の手紙がのってて、疲れも吹っ飛びました。
なんて素敵なお年玉・・・*
喜んでもらえるってほんまに幸せやなぁと感じたお正月でした。
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女将