今年は開花が早く、3月中に満開。
宣言通り、毎日お花見をする勢いでした。
まずは良く晴れた満開に近しい日。
錺屋&月屋合同で・・・お昼休み中に座卓を持ってお宿をぬけだしました!
場所は前回のブログで下見した、塩小路橋西詰めの鴨川沿いの桜並木。
(京都駅から東へ徒歩10分)
お花見弁当は、京都駅の隣にある明治創業の萩乃家さん。
前日までに予約しなければ買えませんが、
昔ながらの経木折箱が使われていて、風情があります。
竹籠弁当は見た目も可愛い上に、籠は蜜柑入れにできます。
そしてお菓子は仙太郎さんの桜餅のお花見団子。
分厚く立派な桜の葉の塩漬けを、贅沢に上下2枚仕立て。
桜に合わせた、
錺屋スタッフあゆみさんのお着物が、目に麗しゅうございました。
そして桜を味わうなら今しかない!というわけで、次の日。
あゆみさんと、月屋スタッフのしょうこちゃん&しょうちゃんと、
昼間から【鴨川日本酒耐久レース】という名のお花見を開催しました。
各自1本桜の下で呑みたい日本酒と、お気に入りのお猪口を持参し、
橋ごとに花見をしながら鴨川を北上し、
酔ったものから脱落していくというおそろしいレース・・・(冗談です)
昨日花見をした塩小路橋よりスタート。
1本目を開封、
伝心[春] 純米吟醸 無濾過 生酒
お次は七条と正面の間くらい。
桜が御簾のように目かくしする中、2本目を開封。
京都の酒蔵 澤屋まつもと 守破離 山田錦 純米大吟醸酒
五条に移動して、3本目を開封。
桜色のかわいい、
尾瀬の雪どけ 桃色にごり 純米大吟醸 生酒
二条と丸太町で再びちゃぶ台を広げました。
4本目は、福井の花垣 純米 にごり。
飲み比べ、どれも個性があって面白うございました。
目標として、葵橋くらいまで行きたかったのですが、
丸太町の居心地が良すぎたのか、ちょっぴり酔っぱらったのか、
動けなくなってしまいました。
来年は丸太町出発で、御園橋目指したいなぁなんて。
すっかり昼呑みの味をしめました。
(私は下戸だけど)
昼花見もすてきだけど、夜花見もまた気分が良いもの。
参加させてもらいました。
ちなみにあてやはゲストハウス金魚家の元スタッフあいりーんが、
昨年開業したお店*
神社の境内なのに、七輪で網焼き!ええの?
お席料がかかりますが、炭のいこった七輪を貸してくれはり、
食材もお酒も持ち込み自由。
提灯に赤じゅうたん。
こういういかにも花見ってのも、またええなぁ。。。
今年は桜をよう堪能しました。
早う咲いて早う散らはったので、
今週末京都へいらっしゃる旅程のお客さまには申し訳ないですが、
それぞれの場所で、
その瞬間の桜を存分に味わっていただきたく思います。
一瞬を見逃さぬように。
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女将・涼子