いよいよ年の瀬。
年末の恒例行事として、錺屋で餅つきをし、
月屋の分の餅花と鏡もちを、スタッフみんなで作りました。
今年は大ぶり!
紅白のお餅の花が、ぱっと咲きました。
そして、玄関や床の間、客室のお花を、お正月のものに替えました。
手水鉢は松・姫南天・千両です。
どれも縁起ものばかりですね。
京都特有の門松である“根引き松”
根がついたままの松の中程に和紙を巻いて、水引をかけただけのシンプルなもので、
切り枝ではなく根が付いているのは、根が着きますようにという意味と、
成長し続けられますようにという願掛けだそう。
注連縄も飾りました。
「こっからどうぞ」
どちらも歳神さまに入って頂くための目印です。
餅花と鏡餅は乾燥中、28日には間に合わへんかったなぁ。
しばしお待ちを。
今の時期の京都は、お正月飾りを見てまわるだけでも楽しいです。
近所なら呉服屋さんの町家が並ぶ、新町通りや、室町通り。
祇園や西陣、花街など、散策してみてはいかがでしょうか。
御旅宿月屋 Bed and Breakfast Tsukiya
女将 涼子