七月の京都は、祇園祭一色。
今年もひとあしお先に、函谷鉾の厄除けちまきを頂きました*
一般販売は13日の10:00から長刀鉾・函谷鉾・鶏鉾・菊水鉾、
13:00から月鉾、18:00から船鉾が開始とのこと。
売り切れることもございますのでお早めに。
京都では祇園祭の間、厄除けの花として玄関に檜扇を飾る風習がございます。
近年他府県ではあまり見かけないお花やと聞きました。
7月いっぱい、意識すると京都の至るところで見かけるかと思います。
月屋の玄関にも。
さて今年も順に鉾建てがはじまりました!
こちらは船鉾の縄がらみ。
釘を一切使わず、縄だけで組んでいく職人技を間近に見学できます。
【祇園祭前祭の山鉾建開始日スケジュール】→各山鉾町の行事日程
7月10日 長刀鉾・函谷鉾・鶏鉾・菊水鉾・月鉾
7月11日 放下鉾・船鉾・岩戸山
7月12日 保昌山・山伏山
7月13日 占出山・霰天神山・郭巨山・伯牙山・芦刈山・油天神山
・・・・・・・木賊山・太子山・白楽天山・綾傘鉾・蟷螂山
7月14日 四条傘鉾・孟宗山
山鉾建ては、各開始日より3日間楽しめます。
こちらは岩戸山の屋根取り付け。
今年は長刀鉾の曳き初め(試し曳き)を見に行ってきました。
さすがに人気で大混雑しておりました。お稚児ちゃんが乗っていて可愛いですものね。
【祇園祭先祭の曳き初めスケジュール】
函谷鉾・鶏鉾→12日午後2時~
菊水鉾・月鉾→12日午後3時~
長刀鉾→12日午後3時半~
蟷螂山→13日正午~
放下鉾・船鉾・岩戸山→13日午後3時~
女性でも当日参加で、鉾が曳ける貴重な機会ですし、
ぜひ曳きたい!というかたは、13日のほうが空いていると思います。
囃子方、屋根方、車方みんな揃って巡行本番さながら。
特に新町通りを通る曳き初め(※先祭の場合放下鉾・船鉾・岩戸山)は、
道が狭く大迫力なのでおすすめです!
毎年13日は並ばずに買える膳處漢(ぜぜかん)ぽっちりの祇園祭限定しみだれ豚饅。
土曜日のせいなのか、有名になりすぎたのか・・・昼間から長蛇の列、1時間待ち。
基本蒸し上がり待ちなんですよね。
時々霰天神山の山建てで、販売中断されたりもするっていう。
並ぶの嫌いな京都人・・・でも1年に一度きり、
この笑顔のためならば!
12日の夕刻からは、鉾によっては提灯も灯りだし、祇園祭らしくなってまいります。
しかしおあいにくの雨模様・・・
今年は13日・14日・15日が土日祝なので人出も多そうですが、
例年は12日・13日の夜が、ゆっくり鉾の鑑賞ができます。
個人的には10日から13日がいちばん好きですね。
混雑を避け、ぜひ早めの日程でお楽しみいただければと思います。
御旅宿月屋
女将・涼子