ただ今絶賛販売中のことりっぷ京都に、月屋を掲載いただきました。

原点である和楽庵と並んでの掲載、とっても嬉しいです*
ガイドブック見ると、妄想が捗って行きたーい!ってなりますよね。
紙媒体はやっぱり好きです。

月屋へのお越し、お待ちしております*
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御旅宿月屋 女将涼子
女将日誌
GWも、はや最終日。
緊急事態宣言下でございましたので、京都はゆるやかな連休となりました。
月屋のお庭は、ツツジの緑が鮮やかで眩しいほどに。
きょう、端午の節句といえば粽。
粽の中身、地方によってちゃうって聞いたけど、京都ではほんのり甘いお団子。
とってもシンプルやけど、笹の香りが移ってなんやおいしいんです。
急に暑くなるこの時期、昔は身体を壊す人も多かったようで…
厄病を祓う為に、菖蒲などの薬草を煎じて飲んだりしたそうです。
中国から伝わったのが奈良時代とのこと、今も菖蒲湯に入る文化は健在で、なんならiphoneを片手に菖蒲湯に入った方もいらっしゃることでしょう。
変わるもの、変わらないもの。
変わると言えば、季節。
節句はくれぐれも、気を引き締めてまいりましょう。
皆さまどうぞ、無病息災でありますように。
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御旅宿月屋 女将
4月のとある日。
詩仙堂のお隣、八大神社にて、 スタッフ翼さんの結婚式がございました。
お衣装と結髪はもちろん聖子さん。
青もみじと白無垢の上品な白が映え、最上の美しさでございました。
翼さんといえば、錺屋のスタッフとしてそれをきっかけに京都へ来てから早9年。
スタッフであり友達でもあり、お家をシェアして一緒に住んでた時期もあるくらい、たくさんの時間を共有してきた仲間です。
その「お嫁さん」姿には様々な思いが溢れ、目が潤みました。
式のあとは打掛にお色直しし、月屋へ。
貸切でご親族のみの、小ぢんまりとした披露宴が開かれました。
お料理は近所の泉仙さんの仕出しで、お膳を並べた様は古き良き和婚という感じがして、コロナ禍の今こそ大変良いのではないでしょうか。
ちなみにすべて翼さんのセルフプロデュース。お見事。
月屋の立ち上げから手伝ってくれた翼さんがお嫁に行くのを、ここで見送らせてもらえたこと。
とても光栄で、嬉しかったです。
(お嫁に行っても月屋は退職してませんのでご安心を!)
そして何よりお二人、ご親族の皆さま、本当に御目出度うございました!
どうぞ末永くお幸せに…*
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御旅宿月屋
女将 涼子
錺屋の客室に置いていた小ぶりな李朝箪笥を、弦月の縁側に移しました。
あつらえたかのようにぴったりの幅。
八重桜の盆栽も見頃となってまいりましたので、箪笥の上に。
木は小さくとも、花の大きさは同じなんですよね。
この盆栽の下では流石に狭いので、
京都駅近くまで行き、鴨川の桜の下でスタッフ花見をしました*
人が多くなる前にと急いだら、五分咲にもなってなかったけど…
お外で、みんなで食べるお弁当は美味しいなぁ。
こういうの、本当に久しぶりだったので、しみじみ思いました。
春の訪れを、味わいを、喜んで。
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御旅宿月屋
女将 涼子
12月頭に、植えてもろたお庭の馬酔木、
白くて控えめな花が咲きました。
見上げると椿。
つぼんで、咲いて、落ちて、つぎにつぎに。
椿の見ごろは長い。
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御旅宿月屋
女将 涼子
「AQUA」のコインランドリー用洗濯機の広告に起用していただいたことを以前ブログでお伝えしましたが、この度月屋でWeb CMのほうも撮影していただきました。動画の撮影は初めてだったのでドキドキしましたが、写真の時と同じ撮影クルーの皆さんとまたご一緒できたので、すぐに緊張はほぐれ、とっても楽しい撮影となりました。
水打ち、掃除、お布団のセットにお見送り・・・
いつも通り、自然に。
そんな月屋での、私の何気ない日常、1日の流れを動画にしていただきました。
本当に素敵に撮っていただいて・・・感謝でいっぱいです*
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インタビュー全文と、AQUAのある暮らし特設サイトはこちら
https://aqua-has.com/cp/kurashi/
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御旅宿月屋
上坂 涼子
*謹んで新春のお慶びを申し上げます*
御旅宿月屋は年末年始休館をいただいております。
お客さまにお披露目できず、しかしひっそり佇むお鏡さんをどうぞ見てやってください。
今年は特に可愛く、上手に出来たんですよ。
そして休業中ですが、お雑煮の配達だけ密かにやりました。
成駒家の岡持ち、初出動…!
出前ごっこ、楽しませていただきました。
本年も皆さまのご健康と、ご多幸を心よりお祈り申し上げます。
良い一年となります様に。
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御旅宿月屋
女将 涼子
2020年ほど印象的な年はないかもしれませんね。
非常事態宣言が出て、予約が白紙になり。
一旦落ち着いて、GoToトラベルキャンペーンが始まってからは、昔に戻った様な日もありました。
年末年始も例年通り早くからご予約をいただきましたが、キャンペーン停止と自粛要請により、また白紙になりました。
勝手ながら再予約は承らず、ゆっくりと過ごすことに決めました。
お節も仕込まない。こんなに静かな年末は、初めてのことです。
年の瀬には、姉妹店錺屋で餅つきをし、スタッフみんなでお鏡さんや、餅花をつくりました。
錺屋で迎えるお正月は、これで最後となります。
それもあって月屋はおやすみし、錺屋と残された時間を過ごしたいなと思いました。
最後のわがままです。
▲閉店の詳細は、錺屋のブログをご覧ください
お客さまこそいらっしゃいませんが、いつも通りみんなで大掃除をして、
お正月飾りをして、歳神さまをお迎えする準備をしました。
新年が、皆さまにとって新しく気持ちのいい年となります様願いを込めて。
今年は本来ならお目にかかれるはずだったお客さまより、たくさんの応援、励ましのお言葉を頂戴しました。
普段以上に、お客さまとのつながりを感じ、有り難さも胸に沁みました。
お会いできたかたも、お会いできなかったかたも、どうぞ良いお年をお迎えください。
新年は2日より営業再開いたしますので、ご無理のない範囲で、お目にかかれますと幸いです。
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御旅宿月屋
女将 上坂涼子
誠に残念なことに、新規予約・既存予約を問わず、全国においてGoToトラベルキャンペーンの一時停止が決定致しました。
▲詳細はこちら▲
12月28日(月)から1月11日(月)までの間の宿泊を旅行日程に含む場合は、割引対象外となってしまいます。
既存予約(12月14日(月)24時までにされていた予約に限る)について、12月24日(木)まで、無料でキャンセルできるとのこと。
この停止の決定は旅行自体の自粛を促す意味合いもございますので、キャンセルの際はどうぞお気遣いなさいませんよう。
また状況が落ち着いた際に、ご利用いただけましたら幸いです。
そして割引除外の状況下でもお越しいただけるお客様には、こちらも感染症対策をできる限り徹底し、心を込めてお迎えさせていただきます。
また12月28日(月)から1月11日(月)間の新規のご予約は、
こちらより承ります。
▲正規料金オンライン予約▲
お宿を利用するには、様々な理由がございます。
旅行だけでなく、出張やワーケーション、息抜き、そして自室の確保、つまり感染症対策のためというケースも考えられます。
こんな非常時に旅行をするなんて…と思われがちですし、それも正しいです。
しかし自分にとって今必要な選択であれば、それも正しいと思います。
どちらにせよ、私たちはお客さまの選択を応援させていただく思いでおります。
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御旅宿月屋
女将 涼子
先日3日間の休業をいただき、お庭のお手入れに入って頂きました。
お願いしたのは逹造園さん。こちらがbefore・・・
苔のための土壌改良で、湯舟くらいの大穴が掘られました。
月屋の苔は育ちが良うなく、6年間試行錯誤してましたが…ついに終止符が打たれるか…?!
今まで中央に鎮座していた灯籠は、奥の隅にいかはりました。
古くなった袖垣も交換。お手製のシュッとした黒竹の袖垣がつきました*
そして、中央部にこんもりと山が出現。
馬酔木、躑躅、隠蓑が植えられ、仕上げの杉苔がはられていきます。
杉苔、リンゴ箱に入ってるんやって。
優しい話し方のおにいさんたち、苔に触れる手つきも優しい。
お二人の掛け合いに癒されながら、あっというまの3日間が過ぎました。
逹造園のお兄さんたち、ほんまにありがとうございました!
完成したお庭をちらりとご紹介*
足元には御影石。
細く、そっと縦の線を出す、隠蓑。
春になれば馬酔木が花をつけ、躑躅は新芽が出ることでしょう。
また異なった表情も楽しみです。
綺麗になった月屋のお庭、ぜひ見にきてやってください。
おすすめの鑑賞法は畳にごろんです。
弦月に泊まれば、独り占め…!
▲弦月のご予約はこちらから▲
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御旅宿月屋
女将 涼子