*謹んで新春のお慶びを申し上げます*

御旅宿月屋は年末年始休館をいただいております。
お客さまにお披露目できず、しかしひっそり佇むお鏡さんをどうぞ見てやってください。

今年は特に可愛く、上手に出来たんですよ。

そして休業中ですが、お雑煮の配達だけ密かにやりました。

成駒家の岡持ち、初出動…!
出前ごっこ、楽しませていただきました。

本年も皆さまのご健康と、ご多幸を心よりお祈り申し上げます。
良い一年となります様に。
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御旅宿月屋
女将 涼子
女将日誌
*謹んで新春のお慶びを申し上げます*
御旅宿月屋は年末年始休館をいただいております。
お客さまにお披露目できず、しかしひっそり佇むお鏡さんをどうぞ見てやってください。
今年は特に可愛く、上手に出来たんですよ。
そして休業中ですが、お雑煮の配達だけ密かにやりました。
成駒家の岡持ち、初出動…!
出前ごっこ、楽しませていただきました。
本年も皆さまのご健康と、ご多幸を心よりお祈り申し上げます。
良い一年となります様に。
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御旅宿月屋
女将 涼子
2020年ほど印象的な年はないかもしれませんね。
非常事態宣言が出て、予約が白紙になり。
一旦落ち着いて、GoToトラベルキャンペーンが始まってからは、昔に戻った様な日もありました。
年末年始も例年通り早くからご予約をいただきましたが、キャンペーン停止と自粛要請により、また白紙になりました。
勝手ながら再予約は承らず、ゆっくりと過ごすことに決めました。
お節も仕込まない。こんなに静かな年末は、初めてのことです。
年の瀬には、姉妹店錺屋で餅つきをし、スタッフみんなでお鏡さんや、餅花をつくりました。
錺屋で迎えるお正月は、これで最後となります。
それもあって月屋はおやすみし、錺屋と残された時間を過ごしたいなと思いました。
最後のわがままです。
▲閉店の詳細は、錺屋のブログをご覧ください
お客さまこそいらっしゃいませんが、いつも通りみんなで大掃除をして、
お正月飾りをして、歳神さまをお迎えする準備をしました。
新年が、皆さまにとって新しく気持ちのいい年となります様願いを込めて。
今年は本来ならお目にかかれるはずだったお客さまより、たくさんの応援、励ましのお言葉を頂戴しました。
普段以上に、お客さまとのつながりを感じ、有り難さも胸に沁みました。
お会いできたかたも、お会いできなかったかたも、どうぞ良いお年をお迎えください。
新年は2日より営業再開いたしますので、ご無理のない範囲で、お目にかかれますと幸いです。
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御旅宿月屋
女将 上坂涼子
先日3日間の休業をいただき、お庭のお手入れに入って頂きました。
お願いしたのは逹造園さん。こちらがbefore・・・
苔のための土壌改良で、湯舟くらいの大穴が掘られました。
月屋の苔は育ちが良うなく、6年間試行錯誤してましたが…ついに終止符が打たれるか…?!
今まで中央に鎮座していた灯籠は、奥の隅にいかはりました。
古くなった袖垣も交換。お手製のシュッとした黒竹の袖垣がつきました*
そして、中央部にこんもりと山が出現。
馬酔木、躑躅、隠蓑が植えられ、仕上げの杉苔がはられていきます。
杉苔、リンゴ箱に入ってるんやって。
優しい話し方のおにいさんたち、苔に触れる手つきも優しい。
お二人の掛け合いに癒されながら、あっというまの3日間が過ぎました。
逹造園のお兄さんたち、ほんまにありがとうございました!
完成したお庭をちらりとご紹介*
足元には御影石。
細く、そっと縦の線を出す、隠蓑。
春になれば馬酔木が花をつけ、躑躅は新芽が出ることでしょう。
また異なった表情も楽しみです。
綺麗になった月屋のお庭、ぜひ見にきてやってください。
おすすめの鑑賞法は畳にごろんです。
弦月に泊まれば、独り占め…!
▲弦月のご予約はこちらから▲
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御旅宿月屋
女将 涼子
今月の望月の軸は黒の半月とキリギリス。
月が黒いと、夜のくらやみを感じるのは不思議ですね。
ひっそりとぶら下がる瓢箪もかわいい。
そして、中秋の名月へ向け、満月の高坏のふちを修復していました。
漆が乾くの、間に合ってよかった。
大ぶりで、蒔絵の豪華な高坏。
近所の和菓子屋さんの月見団子を乗せてみました。
しっぽが長くて、なんか動物みたいで可愛い。
京都の月見団子、里芋がモチーフだと言われていますが、
どうなんでしょうね。
それでは、みなさま。
良いお月見を。
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御旅宿月屋
女将
少し前にカメラのレンズを新調したので、
写真を撮る練習をしています。
三日月のお部屋は西向きなので、朝は光量が少なめ。
それでもここまで明るく撮れる。レンズって偉大。
そう、このお魚にぴったりの長皿は少し前にガラクタ市で手にいれたもの。
手書きと印判を組み合わせた技法で、明治〜大正くらいのものかと思います。
SNSで、お客さまに感想や写真をアップしていただくのが、
とても励みになっています。
その際必ずと言っていいほど、朝ごはんの写真をのせてくださるのも、
とても嬉しい*
写真はその時の空気や、感情を閉じ込めるもの。
写真から伝わる情報って、思っているより多いような気がします。
御旅宿月屋
女将 涼子
先日、月屋の畳替えをしました。
美しく揃った、艶のある畳の目。
なんていうか・・・踏みごこちが全然ちがう・・・!
ごろり一番乗りはいただきました。
京畳はほんまに最高ですね。
畳の青いうちに、香りのするうちに、
ぜひお越しくださいませ。
御旅宿月屋
女将 涼子
この七月、御旅宿月屋は6周年を迎えました。
コロナ関連騒ぎの渦中ですので、スタッフのみでささやかにお祝いしました。
コスちゃんがお祝いに作ってくれた、巨大ティラミス。
スポンジも、クリームも、ぜんぶ手作りで感激しました。
とても美味しかったです*
他にも、翼姉妹のご実家から届いた、北海道・麓郷の小玉黒スイカ。
北海道産のスイカって、こちらでは売ってへんのですよね。
初めていただきました。
こちらはお客さまよりいただきものの、沖縄産マンゴー。
どちらも貴重なもの、ご馳走さまでした。
春頃のコロナにまつわる休業で、色々とメンテナンスが捗ったので、
気持ちよく6周年を迎えることができました。
備品も充実!
数ある宿の中より月屋をお選びいただいているお客さま。
今は来れないけれど、いつの日か、と楽しみにしてくださっているお客さま。
ご期待に添えるよう、スタッフ一同頑張ってまいりますので、
今後も変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
いつも皆様のご宿泊を、心よりお待ちしております。
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女将 上坂涼子
例年鉾建て、曳き初めに、神輿洗いと見学が忙しい時期なのですが・・・
今年はほんまに静かで寂しすぎて、
鉾の建ってない四条通りを見たくなくて、寄り付かない事態となっております。
館内だけでも、祇園祭を。
ひとまずは厄除けの檜扇と、月鉾のうちわ。
今年の月鉾はちまきの販売も、新作うちわもなしだそうで。
玄関のちまきもあたらしく。
それにしても今年の函谷鉾のちまき、出来がいい気がする・・・
裏側、見えないところも上手。
今年も一年、厄除に期待しております!
御旅宿月屋
女将 涼子
外国人観光客研究所・劉さんのロングインタビューをお受けしました。
とある雨の日の月屋。
モデルもされていて、お美しい劉さんに見とれながら、しどろもどろにお答えしたのですが、全三回にわけてていねいに、素敵にまとめていただきました。
京都町家ゲストハウス女将にインタビュー
第一回「街の多様性を守る。」はこちら
インタビューには、過去のお気に入りの写真を載せていただきました。
劉さん、本当にありがとうございます。
もう数ヶ月、外国人旅行者にはお目にかかれておりません。
文化の違いが・・・なんていうのも少し懐かしい。
ひじき残さはるのすら懐かしい。(黒いもんさけはる…?)
海外の方にも、京都の文化を知り味わっていただけるのは、やりがいのあることでした。あの日々が戻るのは、いつとなることでしょうね。
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御旅宿月屋
女将 涼子
先日月屋で 和顔美人づかん おためしライブ配信がございまして、撮影を担当させていただきました。
聖子さんの夏の櫛とかんざしコレクションが可愛いすぎます。
涼しげに見せるため、あえて漆を塗らずに白木のまま、という櫛。
ガラスのものも、本当に素敵。
そう、気がつけば動画に夢中で写真をうっかり忘れて、櫛しか撮っていなかったみたい…。
完成形も生放送中で撮れず・・・
すぐさま解いてしまうという贅沢すぎるあそびでした。
生放送を見逃した方はこちらよりどうぞ!
45分くらいあります。
▲https://www.youtube.com/watch?v=c0eQHox9Pe00
そして私がひそかに撮影していた、舞台裏を動画にまとめました。
日本髪姿で機材をあやつるありさ丸ちゃんが、とにかく可愛いので、こちらも是非ご覧ください。
【メイキング〜和顔美人づかん おためしライブ配信番外編〜】
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御旅宿月屋
女将 涼子