〆に相応しかろうということで、

錺屋のトリプルルームを貸し切り、

4年間つとめてくれたるみさんの送別会を催しました。

この日の為に狂言の先生、どどさん指導のもと、

密かに練習を積んでいたあゆみさん。

いざ初舞台、披露！

演目は狂言「鬼瓦」。

最後は二人声を合わせて笑いとばす『笑い留め』で、

お目出度く納めてくれました。

続いて祝いの席での定番、能「高砂」も披露。

まさかの2本立て！

あゆみさん、たいそうに立派でございましたよ。

よくまぁこの短期間で練習なさいましたね！

門出を祝いたい、しっかりと見送りたいという気持ちが、

るみさんにも伝わったかと思います。

大爆笑の余興のあとは、

近所の料亭「泉仙」さんの仕出しを、御膳を並べて戴きました。

親戚の集まりみたいな昭和の懐かしさがあって、

しかもちょっとお正月みたいで、

レトロで和やかな食事会となりました。

ゲストハウスでも、お部屋で夕飯をいただいたらもう、

まるで旅館ですよ！

京都では昔ながらの仕出し屋さんが結構ありまして、

泉仙さんでも、折詰料理で2,000円程度～とお手軽で、

精進料理で5,000円前後、懐石でも10,000円前後。

料亭に行ったり、

一泊二食付きの旅館に泊まるよりはずっとお安いのでお勧めです＊

脚付の御膳も貸していただけるんですよ。

日本酒を注ぎ合って、お目出度い宴会の雰囲気を堪能致しました。

お酒をよく飲まれる方には、

仕出しで部屋食のほうが絶対お得だと思います！

 

食事の後は、Kosmos氏手製のケーキをいただいてティータイム＊

そして錺屋一同からの記念品の贈呈。

そしたらなんと！

るみさんからスタッフみんなに、お揃いのリングを’贈ってくれたんです。

小さく「We ♡ 錺屋＆月屋」の刻印が！！

おおん。。。

涙でました。

右手の親指にはめることで、目標を達成する意があるそうです。

We  ♡ るみ！

ありがとう、私の宝物になりました。

いつも気丈でやさしい、麗しのるみさん。

ずっと尊敬し、憧れていました。

今まで本当にありがとう。

るみさんがふと京都を思い出したとき、

いつでも帰ってこれるような場所でありたいと思います。

 

月屋　女将