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    髪結うて

    前回あゆみさんが、日本髪を結うていただいたご縁で、

    詳しくは錺屋ブログ参照*

    ひと月待たずして二度目の機会に恵まれました。

    今回のテーマは大正ロマン香る、洋髪。

    なんと私も、結うていただくことに!

    IMG_3199

    撮影用に、着物もアンティークの物を

    コーディネイト&着付けをしていただきました。

    あゆみさん(左)は「束髪」。明治時代に日本髪に代わる髪型として誕生。

    わたし(右)は「耳隠し」。洋服にも合うことから大正時代に大流行したそうです。

    IMG_0670

    西洋への憧れもあったんでしょうね。

    このあと更にモダンな「断髪」が登場します。女性の髪形が劇的に変化した百年。

    IMG_0671

    月屋の建物も、この髪形が流行った頃に建ったことでしょう。

    着物や櫛も、同じくらいの時代のものかもしれない。

    IMG_3386

    髪を結うてもろて、それを3日間梳かないで維持して暮らしてみて、

    合わせて着物も着たりして、

    とても楽しく、豊かな体験をさせていただきました。

    髪を毎日洗って梳くようになったのなんて、最近の文化ですからね。

    普段から息をするように着物をお召しになる御三方のように、

    いつか着慣れたいものです。

    IMG_3414

    この2度にわたる髪結いで、髪飾りに惹かれるようになりました。

    (聖子さんが素敵なの持っていらっしゃったので・・・)

    先日みんなで京都アンティークフェアにいったときに、

    傷ものの櫛と笄のセットを買い、お直しして磨きました。

    IMG_3878

    どこぞのお嬢さんの、宝物だったに違いない。

    そのバトンは大事に受け取ってあげたいし、

    いつか誰かに渡したい。

    値段に関係なく、アンティークとはそういうもの。

    今回私が、髪結いによって櫛に興味を持ったように、

    月屋にいらっしゃったお客さまにも、町家で過ごす一晩、

    漆塗りの膳や椀で朝食を召し上がっていただいて、何かのきっかけとなれば・・・

    嬉しいなぁと、思ったのでした。

     

    御旅宿月屋

    女将 涼子

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