6月30日は、夏越の祓。
京都中の神社で、夏越大祓式(なごしのおおはらえしき)が執り行われます。
1年のちょうど半周にあたる今日、この半年間の罪や穢を祓い、
残り半年間の無病息災を祈願し、気持ちを新たにします。
車折神社駅を降りたらもう目の前が車折神社。
茅の輪くぐりしてきました。
茅の輪をくぐったあと、人型に息を吹きかけ名前年齢性別を書いて納めます。
境内に芸能神社があり、圧倒される量の朱の玉垣が並びます。
著名な役者さんやタレント、漫画家さんなどの名前も。
右京区育ちなので、嵐電は身近にはあったのですが、久しぶりに乗ると楽しくてびっくり。
ローカルすぎる住宅地をすり抜ける細い線路・・・
観光地や寺社仏閣と、住民の暮らしが明確に分かれていないのが、京都の良いところではないでしょうか。
バスは大通りを通りますが、嵐電には、嵐電でしか見れない風景・京都の日常があります。
1日乗車券で、1日遊べそう。こんど試してみたいな*
四条大宮駅へは、月屋より徒歩20分。
そしてもうひとつ。夏越の祓といえば、
「水無月」(みなづき)を食べる日。
三角形の外郎の上に邪気を払うとされる小豆をのせたお菓子で、
京都のひとにやたら愛されています。
今年もあと半分か・・・としみじみ。
皆さまも来年こそぜひ夏越大祓式と、水無月を味わいに、京都にいらしてくださいね。
御旅宿月屋 女将 涼子