先日の夕刻、お部屋が空いていたので、
月屋で結髪師の聖子さんによる髪結いと撮影を致しました。
今回は中島田と呼ばれる髪型で、そのふかし鬢、地毛結いです。
時代設定は、大正・昭和初期、この時代の日本髪は全体にやや大きめで、
リーゼントのように、前気味にはりだした鬢とぼってりした前髪が、
とっても流行ったんだそうです。
テーマは、「昔のポスターのような写真を撮ろう」
望月のお部屋で、
今回勝手に(!)撮らせていただきましたのは、月桂冠と資生堂。
月桂冠、一緒にどうどすか?
それにしても、日本髪のシルエットの美しさたるや。
エモすぎます。
つづいて洋室「三日月」へ。
資生堂のロングセラー、薔薇の香りの化粧液 オイデルミン。
明治30年の発売当初は「皮膚を艶美滑沢ならしむる高等の化粧料」と広告を展開し、
二十五箋と高級だったそう。
今なお変わらずキュートすぎる薔薇色の瓶で五百円。
価格の優等生がすぎませんか?
今回のお着物と小物、あゆみさんの私物なのですが、
赤・ピンク・紫で揃えたコーディネートもラヴリーすぎて、オイデルミンにぴったり♡
天神さんで買うたという帯は菊なんです。もう秋ですものね。
どうでしょう、ポスターみたいに撮れておりますでしょうか。
月屋では、ジャンルを問わず撮影でのご利用も歓迎致しております。
ぜひご活用くださいませ♡
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御旅宿月屋 女将 りょうこ