今年の仲秋の名月は、9月13日でした。
どちらでご覧になられましたか?
京都では雲に隠れがちな、女心のようなお月さんを観ることができました。
どこにいようと、みんな同じ月を観ているというのは、ロマンティックですよね。
お月さんと言えば、
最近、三日月と鳥の彫刻された、柱掛け(掛板)を手に入れました。
明治くらいかな・・・? そこそこ古そう。
おまけでついていた漢文(漢詩?)の書かれた柱掛けは、錺屋の茶室に掛けました。
だれか解読してくれへんやろか。
立体的に彫られた雲隠れお月さん。
弦月のお部屋の床の間に掛けました。
近所の和菓子屋、鍵長さんに行ったら、つぶ・こし仲良く2つだけ残った月見団子。
京都の月見団子はさといも型です。
もう最後や、次は十三夜かなとおっしゃってました。
ちなみに、今年の十三夜は10月11日。
中秋の名月は中国由来の文化ですが、十三夜の月見は日本独特の風習。
江戸のほうでは、十五夜または十三夜のどちらか一方しか観ないことを「片月見」と呼び、
縁起が悪いとされていたとか。
十三夜も、晴れると良いですね。
御旅宿月屋 女将・涼子