先日3日間の休業をいただき、お庭のお手入れに入って頂きました。
お願いしたのは逹造園さん。こちらがbefore・・・

苔のための土壌改良で、湯舟くらいの大穴が掘られました。
月屋の苔は育ちが良うなく、6年間試行錯誤してましたが…ついに終止符が打たれるか…?!

今まで中央に鎮座していた灯籠は、奥の隅にいかはりました。

古くなった袖垣も交換。お手製のシュッとした黒竹の袖垣がつきました*

そして、中央部にこんもりと山が出現。
馬酔木、躑躅、隠蓑が植えられ、仕上げの杉苔がはられていきます。

杉苔、リンゴ箱に入ってるんやって。
優しい話し方のおにいさんたち、苔に触れる手つきも優しい。

お二人の掛け合いに癒されながら、あっというまの3日間が過ぎました。
逹造園のお兄さんたち、ほんまにありがとうございました!

完成したお庭をちらりとご紹介*

足元には御影石。

細く、そっと縦の線を出す、隠蓑。

春になれば馬酔木が花をつけ、躑躅は新芽が出ることでしょう。
また異なった表情も楽しみです。
綺麗になった月屋のお庭、ぜひ見にきてやってください。
おすすめの鑑賞法は畳にごろんです。
弦月に泊まれば、独り占め…!
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御旅宿月屋
女将 涼子