さらには宵山の美しい月鉾さんを拝み、
17日の山鉾巡行、ついに回るところまで見届けました。
鉾が回るって?
辻回し
青竹を敷いた上に水をかけ、車輪を乗せてすべらし、
90度方向転換するという、最大の見せ場。
13時半頃、四条新町の交差点。
四条河原町(9時半頃)・河原町御池(10時20分頃)・御池新町(11時20分頃)などの、
人気の高い交差点は大混雑しますが、
四条新町は人も少なめ、距離も近く、穴場かもしれません。
音頭取りの「ソーレー」「エーンヤーラーヤー」という掛声と扇子による合図にあわせ、
曳き手が一斉に曳き、30度ずつ、3、4回に分けて回転させていきます。
10トン越えの鉾ですから、作業は慎重でじっくりと、もっとも緊張感が走ります。
ちなみに巡行の順番は2日のくじ取り式で決まるので、
月鉾さんが何時頃何処を通るかっていうのは、毎年変わります。
9時に先頭の長刀鉾が四条烏丸をスタートするので、
スタート前にも、各山鉾町から四条通りに出てくるための辻回しが見られます。
そちらのほうが時間が読みやすいのでお勧めです。
朝も早めですと、まだ暑さもマシですしね・・・
14時頃に、やっとおうちに帰ってくる山鉾。
なんせこの猛暑・・・曳き手さんもすっかりお疲れの様子でした。
24日には後祭りの巡行がございますが、
見学の皆様も、くれぐれも熱中症にご用心くださいませ。
女将 りょうこ